当院で取り扱っているバイアグラは、日本ファイザー株式会社の純正品です。お薬の処方については、予約をされていない患者様でもすぐにお求めできるように、クリニックで常備しており、待ち時間の短縮にも配慮しております。クリニック内では、患者様のプライバシーを考慮した上で、受付・診察すべてを男性スタッフのみで対応させていただいています。なお、安心してご来院していただくために、初診料無料・再診料無料とさせていただいております。
バイアグラとは
勃起不全治療薬として高い知名度を誇るバイアグラは、1998年にアメリカ、1999年3月に日本で正式に発売され、多くの方に利用されております。バイアグラは元々、狭心症の治療薬としてアメリカで開発されたのですが、第一次臨床試験中に勃起不全の改善効果が発見されたのをきっかけに、勃起不全治療薬として発売されるようになり、現在では多くの方の悩みを解消しております。
バイアグラの効果
バイアグラを服用することにより、海綿体への血流を増加させる物質「環状グアノシン一リン酸」の形成を促進させ、勃起不全の原因となる酸素を妨げることができます。それにより、性的刺激や興奮を感じた際に勃起しやすくなるのです。
※バイアグラは男性機能を向上させるための薬であり、性欲を高める作用・効果はありません。
バイアグラの服用方法
バイアグラは性行為の1時間ほど前に、空腹な状態にしてお水で服用する必要があります。
アルコールなどお水以外の飲み物で服用されても体に害はありませんが、過剰なアルコールを摂取してしまうと、本来のバイアグラの効果を得ることが難しくなります。
バイアグラの高い効果を実現するためには、以下の項目に配慮されて服用してください。
- 食事前に服用してください。
バイアグラは食事の影響を受けやすいため、空腹の状態で服用しなければ十分な効果を得られない可能性がありますので、 食事をしてすぐの服用を控えるようにしてください。
もし、バイアグラの服用が食後になる際は、以下の2点を参考にしてください。 - 食後から性行為まで間隔がある場合は、食後から2時間以内の服用は避けてください。服用前に油物やお肉といった脂肪分が多く含まれている食事は、消化に時間がかかってしまうため、バイアグラの効果を十分得ることができません。あっさりした消化に良い食事を意識してください。
- 食後から性行為まで間隔が無い場合は、あらかじめ空腹時に服用し、30分ほど経過した後に食事をとってください。 (バイアグラは30分ほどで効果が現れ、5時間から6時間の持続効果があるため、性行為まで時間が無い場合は、食前に服用しても構いません。)
- 過剰なアルコール摂取後の服用は控えてください。
過剰にアルコールを摂取した後にバイアグラを服用されても、十分な効果を得ることが難しいですし、場合によっては倒れてしまう危険があります。適度なアルコールであれば、リラックス効果があり、バイアグラの効果を向上させてくれますので、体への負担はございません。 - バイアグラはあくまでも勃起を促進させるための薬であり、性的興奮や刺激を感じないと作用されません。
- バイアグラはどなたでも服用できるという訳ではありません。
バイアグラは副作用の少ないお薬ですが、硝酸剤など併用禁忌薬と一緒に服用してしまうと、危険な副作用を起こしてしまう可能性がありますので、十分注意されてください。硝酸剤をはじめ、何らかのお薬を服用している場合は、医師に必ずご相談されてください。
バイアグラの服作用
一般的なバイアグラの服用による副作用は、以下のような症状です。
- 顔の紅潮、ほてり(血管拡張時に起こる症状)
- 鼻づまり
- 胸焼け、消化不良
- 動機
- 頭痛
- 視界がまぶしい、目の充血
海外、第Ⅱ相試験・第Ⅲ相試験823例中261例に副作用あり。 血管拡張(ほてり、潮紅125例(15.19%) 頭痛109例(13.24%) 消化不良28例(3.40%)等
万が一、このような症状が現れても、ご心配する必要はありません。
初めてバイアグラを服用される場合に不安を感じるかもしれませんが、お薬の効果が出始めている際に起こる症状だと思っていただいて結構です。特に顔のほてりや紅潮など血管拡張の症状が現れたとしても、身体には問題がございませんので、ご安心ください。
命にかかわるような危険な副作用を確実に防ぐためにも、正規の医療機関で処方しているバイアグラを医師の指示に従って服用することが大切です。
バイアグラの注意点
バイアグラ服用時の注意点は以下の通りです。
- バイアグラは空腹時30分くらいで効果が現れますので、性行為の約1時間前に服用してください。
- バイアグラの効果持続時間は服用時の健康状態・食事内容により個人差がありますが、一般的には約5時間ほどです。
- 糖尿病(糖尿病の気がある方も含む)や極度の肥満の方、高血圧・うつ病の副作用による勃起不全の場合、 通常のバイアグラ50mg1錠では効果が発揮されないケースがあります。その場合は、服用量が変わることがありますので 、医師に相談し、指示に従ってください。
- 心臓病などの持病をお持ちの方や、併用禁忌薬を服用されている場合は、
バイアグラの処方ができない方もいらっしゃいます。
→詳しくは「バイアグラを処方できない方」をご参考にしてください。 - バイアグラはあくまでも勃起を促す補助をするお薬であって、性的な興奮を高める作用はございません。
- バイアグラを食後すぐに服用してしまうと、消化が進んでいないため、十分な効果を得ることができません。 腹7分目ぐらいに食事を抑えて空腹時での服用をお勧めします。
- 過剰なアルコールを摂取後の服用は危険なので控えてください。適量のアルコールは、気分を和らげる効果があり、 バイアグラの効果を向上させます。
上記に注意して服用されても、十分な効果を発揮できないこともありますので、その場合は気兼ねなくお伝えください。