AGA治療の新薬ザガーロ、プロペシアより効果あり?2015.9.17
こんにちは
浜松町第一クリニック横浜院受付事務の宮平です。
本日は、AGA治療にてプロペシアやプロペシアジェネリックを服用している患者様
に耳よりな情報が入りましたのでご報告させていたただきます。
その情報というのは、
新しいAGA治療薬の発売が開始されるとの事なのです!
これはAGA治療薬を服用されている患者様にはとても気になる情報
ではないでしょうか。
新しい治療薬は、グラクソ・スミスクラインから発売が予定されている、
AGA治療薬「ザガーロ」というお薬です。
このAGA治療薬「ザガーロ」は、既に厚生労働省から製造販売承認は取得している
ので早ければ10月末〜11月初旬あたりには発売開始するのではないかと
見ております。
ただ、まだ未確定なままですので、発売開始がわかり次第このブログや
ホームページでも情報を掲載していきますので、定期的にホームページを確認して
いただければ幸いです。
最後にAGA治療薬「ザガーロ」の詳細と特長について記しておりますので、
是非ご確認下さい。
【ザガーロ詳細】
年内に国内にてAGA治療薬としてフィナステリドを主成分とする「プロペシア」
以外に新しいAGA治療薬がグラクソ・スミスクライン株式会社から発売開始さ
れる予定です。
有効成分はデュタステリドで商品名は「ザガーロ」、[0.1mg]と[0.5mg]の2種類の
規格、剤型はカプセル錠になるとのこと。
【デュタステリド(ザガーロ)の特長について】
◆国内での厚労省お墨付きのAGA治療薬としてはプロペシアに続いて2つ目
◆剤型はカプセル錠
◆用量は0.1mgと0.5mgの2種類、規格は1箱30カプセルのみ。
◆現在、国内にて認可を得ているデュタステリドを有効成分とする医薬品として
前立腺肥大症治療薬の「アボルブ」があり、こちらも製造販売元はグラクソ・スミ
スクラインである。商品名が異なるだけでザガーロとアボルブは同じ薬剤。
◆作用機序はプロペシアの主成分であるフィナステリド同様、AGAの原因である
DHTを生成するのに必要不可欠な5α-還元酵素を阻害することでDHTの生成を抑制し
AGAを改善する。
◆DHTを作るきっかけとなっている5α-還元酵素にはⅠ型とⅡ型という2つの型が
ある。フィナステリドはⅡ型しか抑えることができないのに対してデュタステリ
ドは、Ⅰ型の5α-還元酵素もⅡ型の5α-還元酵素も働きを抑えることができるので、
プロペシアよりもDHTの生成をより強く抑えられる。よって脱毛症予防効果、発毛効果
の期待度も高い。
◆ザガーロの主な副作用は、公開されていないのでアボルブの副作用を参照
勃起不全(3.2%)
リビドー減退(1.7%)
乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感)(1.5%)
肝機能異常(1%以上)
その他(蕁麻疹、めまい、射精障害、腹部不快感)(1%未満)
<補足>作用がプロペシアよりも強いだけあって副作用もプロペシアより若干多いようです。
◆プロペシア同様に併用禁忌薬はないが、CYP3A4阻害作用を有する薬剤(HIV治療薬
のリトナビル、抗真菌薬のケトコナゾール・イトラコナゾール等)は併用により
デュタステリド血中濃度が上昇する可能性があるため併用注意。
◆献血は服用を止めてから6ヶ月はできない。(プロペシアは1ヶ月)
◆プロペシアと同じく妊婦、産婦、授乳婦、小児は禁忌。
更に詳しい説明は当院グループの公式サイトで⇒ザガーロ(デュタステリド)についての詳細